このトリオは2013年、多ベルリンフィルのランチコンサートをきっかけに結成された。メンバーそれぞれは数々の賞を獲得しており、ソロや室内楽をはじめ、様々な形で活躍している。
ニコラウス・レーミッシュ(vc)と細野京子(pf)は20年前からデュオの活動を続けているが、2013年にフィリップ・ボーネン(vn)を迎えてこのトリオが誕生した。バーデン・バーデンで開かれるベルリンフィルのイースターコンサートにも出演している。
ベルリン生まれのニコラウス・レーミッシュは2000年にベルリンドイツオペラからベルリンフィルに移り、その年から「12人のチェリスト」のメンバーとして日本をはじめアジア各地を訪れている。また南北アメリカでも室内楽奏者あるいは教育者としても活躍している。
フィリップ・ボーネンはエッセンとベルリンで音楽大学を卒業し、ベルリンフィルハーモニーのアカデミストとして活躍した後、2008年にベルリンフィル第2ヴァイオリン奏者として加わった。現在、ソリストあるいは室内楽奏者として数々の演奏会を開いている。
富山に生まれた細野京子はベルリンの音楽大学を卒業後、ソロ活動に加え、ベルリンフィルハーモニー、シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立オペラ)、ドレスデン・ゼンパーオパー(ザクセン州立歌劇場)の楽団員と室内楽で共演している。
http://www.philharmonia-klaviertrio-berlin.de/