出演者プロフィール


 シゲティ弦楽四重奏団 (Szigeti Quartet
  2017
年、ハンガリー・ブダペストの主要オーケストラのコンサートマスターと首席奏者で結成。メンバーは、多数のコンクール入賞者であり、また、世界各国の名高い室内楽音楽祭で定期的に演奏している。ベートーヴェン弦楽四重奏曲週間(Beethoven String Quartet Week)で演奏し、スタンディングオベーションを受けた魅惑的なデビューを皮切りに、2018/2019年のシーズンからは、自身のコンサート・シリーズを展開、コンラード・ジョルジ (Konrád György)、グヤーシュ・マールタ(Gulyás Márta)、グスタフ・リヴィニウス(Gustav Rivinius)などのゲストと演奏を重ねる。ハンガリーを中心に、日本、ドイツ、トルコ等から招待され、演奏活動を展開。2021年には、シャーンドル・ヴェーグ弦楽四重奏団プログラムに選抜された。


 長尾 春花 (Nagao Haruka) --- ヴァイオリン ---

  東京藝術大学、同大学院修士を首席で卒業し、同博士課程修了、博士号取得。グラーツ国立音楽大学ポストグラデュエー ト課程修了。リスト音楽院ヴィオラ科修士課程を首席修了。日本音楽コンクール第1位受賞後、ロン=ティボー国際音楽コンクール、仙台国際音楽コンクール等で入賞。静岡県文化奨励賞、上尾市栄誉賞、松方ホール音楽賞受賞。カール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクール第1位、特別賞受賞。

  これまでに、フランス国立放送フィルハーモニー、ハイドン管弦楽団、オマハ交響楽団、コダーイ交響楽団、アルメニア室内オーケストラ、東京交響楽団、東京フィル、日本フィル等、国内外のオーケストラと共演。アメリカ、NYのカーネギーホールにて、F.ヴァッキのヴァイオリン協奏曲を演奏。ハンガリー国立歌劇場管弦楽団第1コンサートマスター。リスト音楽院にて教鞭を執る。


 ネーメト・ノーラ (Németh Nóra --- ヴァイオリン ---

  ハンガリー、ソンバトヘイ生まれ。バルトーク音楽高校、リスト音楽院修了。マドリードの国際室内楽研究所(IIMCM)に留学し、レイナソフィア音楽学校にてアルベニス財団の奨学生として、アナ・チュマチェンコ、ギュンター・ピヒラー、ラルフ・ゴトーニなど世界的な教授の下で学んだ。

  2010年、モントセラト・アラベドラ・コンクール第1位。数多くの国際マスタークラスに奨学生として参加。スペイン、ドイツ、オーストリア、フランス、ハンガリーの重要なコンサートホールでコンサートを行っている。 アンダルシアのマラガフィルハーモニー管弦楽団、ソンバトヘイのサヴァリア交響楽団を経て、現在、ハンガリー国立歌劇場管弦楽団の第2ヴァイオリン首席奏者。


 ルドマーニ・デーネシュ (Ludmány Dénes  --- ヴィオラ ---
  ハンガリー生まれ。ブダペストのリスト音楽院、ザルツブルクのモーツァルテウム大学修了。デブレツェン国際ヴィオラコンクール、ブレッド国際ヴィオラコンクール優勝。ライファイゼン・クラシック賞受賞。アメリカの「ヤング・アーティスト・インターナショナル」にソリストとして出演。20072011年、スペインの Quiroga 弦楽四重奏団のメンバーとして、ヨーロッパ、南北アメリカおよびアジアの各地にて演奏。2011年、サラゴサの音楽院にヴィオラ教授として招聘される。

  ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク室内楽団の首席ヴィオラ奏者、カメラータ・ザルツブルク、オーストリア現代音楽合奏団 (ÖENM)、ハンガリー国立歌劇場の首席ヴィオラ奏者を経て、現在ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団に所属。


 ロージャ・リチャード (Rózsa Richárd  --- チェロ ---
  ハンガリー、デブレツェン生まれ。6 歳よりチェロを始め、デブレツェン音楽院在学と同時に、コシュート・ラヨシュ大学にて物理学を専攻、リスト音楽院修了後、ドイツのザールブリュッケンにて研鑽を積む。ヴェイネル・レオー国際室内楽コンクール第1位。ドイツ、フランス、スペイン、日本、ジャマイカ、イタリア、トルコ、クウェート等、内外で国際的な演奏活動を熱心に行う他、ハンガリーのラジオで、ソリストおよび室内楽奏者として定期的に演奏している。

   ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、リスト・フェレンツ室内管弦楽団、ハンガリー国立歌劇場の首席チェロ奏者、ヨーロッパ室内管弦楽団を経て、現在、MÁV交響楽団の首席チェロ奏者。



■ アレクサンドル・ディムチェフスキ (Alexandre Dimcevski  --- ヴァイオリン ---
   フランス生まれ。父親よりヴァイオリンを学び始め、ケルン音楽大学、同修士課程を卒業。ミハイル・ワイマン、ザハール・ブロン、ケレメン・バルナバーシュに師事。ケルン国際室内楽コンクールにて弦楽四重奏で優勝。フランス、ドイツ、ハンガリー、スペイン、日本、マケドニア、デンマーク、チェコ共和国、オランダ、オーストリア、スイス、インドネシア等でソリスト、室内楽奏者、コンサートマスター、教師として、多彩に活動している。

   2016年よりハンガリー国立歌劇場管弦楽団第1コンサートマスター、2018年よりホーエネムス・アルペジオーネ室内管弦楽団のコンサートマスターも務めている。使用楽器は、1754年製、カルロ・フェルディナンド・ランドルフィ。


【今後の公演予定】


■ N響団友オーケストラ弦楽合奏団

 

 2025年  1月26日(日)14:00開演

 

 〈プログラム〉

モーツァルト:ディベルティメント K.136

チャイコフスキー:弦楽セレナード ほか

 

 会場:ふじみ野ステラ・ウェスト  ホール

※曲目・内容等を変更する場合があります。